今回のカスタムは” DUCAT SportClassic Sport1000 ”
DUCATI特有の乾式クラッチをブラックとゴールドでコーディネイト
MOTO CRSE製のクラッチカバーとクラッチプレッシャープレート
純正はメッキのカバーが付いており全くクラッチの動きがみえないのですがこのパーツに交換することでクラッチの動きなどが一目でわかるだけでなく、非常にメカニカルな感じを演出してくれます。
クラッチスプリングやクラッチプレートは若干のサビなどがありましたので見栄えも考えブラスト加工などで対応しています。
また、同じくMOTO CORSE製のブレーキ及びクラッチのオイルタンクを装着することによりハンドル周りがより高級感を演出
カタログではありますがお客様にご説明するも否や こんなパーツがあるんですねと驚かれておりました。
ゴールドのパーツは一つ間違えるとやらしさがありますが、とても上品な質感のあるゴールドなのでお客様にも大変満足していただけました。
バイクカスタムで一番に浮かぶのがマフラー
一言でマフラーと言ってもなかなか気に入るマフラーは見つけられないものです。
お客様もあれこれと調べていたそうですがなかなか自分の思うようなマフラーが見つからないとおっしゃっておりました。
マフラーはバイクにとっては顔のような物…
で、当店ではお客様の完成後の構図からしてこれはどうかな?と言うマフラーをチョイスさせていただきました。
ZARD と言うメーカーなのですが、斬新でスタイリッシュなスタイルにお客様もご納得していただき装着することで決定!
ただイタリア製のこのマフラーは取扱いが少なく、本国取り寄せにもかなりの日数がかかるのです。
ちなみにボルトオンパーツでありながら流石外国製とあって国産のマフラーのように容易にはつきませんでした。ご購入をお考えの方は心してくださいね。
それからマフラーと肩を並べてバイクカスタムのポイントとなるのがペイント!
ペイントショップとも打ち合わせをさせて頂きピアノブラックを提案させていただきました。
グランドピアノようなしっとりとした仕上がり、別名ミラーフィニッシュとも言うんです
また、それに合わせるゴールドに関しては数種類のゴールドを用意し、お客様と納得行くまで打ち合わせさせていただき決定!
デザインに関してはオリジナルを損なわないためにもあえて純正のラインフォルムを使用しラインの幅などを変更。
ほんの数ミリの事ですが、全く違うものが出来上がるんですよ。
それとロゴについても拘りたく、あえてDUCATIのロゴを2重線を選択させていただきましたが、思っていた通りの仕上がりでしたね
あわせてお持ちのヘルメットも同色にてペイントさせていただきました。
エンジン周りはベルトカバーをカーボンでシックに決めさせていただき、
足回りは遠方にも乗って行きたいという事を考えスポークホイールの弱点でもあるチューブタイプのパンクのトラブルを考えマルケジーなどのキャストホイールを考えてらっしゃったのですが、スポークのイメージを壊したくない・新しすぎないというお客様の気持ちを考慮しスポークホイールのチューブレス化をご提案させていただきました。
これで、スポークホイールでありながら出先でパンクしてもチューブレスタイヤのように容易にパンク修理ができるので安心してツーリングなどに行けます。
また、チューブレスにすることで足回りが軽量化され、コーナリング性能がUPします。まさに一石二鳥なのです。
また、前後のディスクローターは車体に合わせてAlth社製をチョイス!
Alth社はMotorcycleのブレーキディスクを作り続けているイタリアのブレーキ専門のメーカーで、製造時の歪みや精度の低下を防止するため、CNCマシニングによる削り出しで丁寧に製作しているんですよ!美しく面取りされたエッジ部の造形と鮮やかなアルマイト処理はイタリアンブランドならではです!
まさにイタリアンバイクにイタリアのデザインで申し分ありませんね!
それから灯火類ですが、ヘッドライト&メーターはノーマルを使用し、ボディーと合わせてピアノブラックで仕上げさせていただき、ウインカーはスッキリとさせる為、デビルブリンカーを採用。
何よりお客様が悩んでおられたのがテールランプ!
Sport1000 のオリジナルのテールは取って付けた様なデザインでなおかつボリュームがありすぎるんですよね。
社外品を探すもボルトオンパーツでは種類も少なく、ワンオフで製作させていただきました!
とりあえず全体のバランスを考えテールランプを決めるんですが、アメリカンバイクのサイドナンバープレートなどのカスタムなどをする際に使用する”69テール Type2″を採用!
出来上がりはこちらです。
ボディーのペイントとそれぞれのパーツが違和感なくマッチしています。
お客様には思っていた以上の仕上がりだと大変喜んでいただけました。
今回はボルトオンパーツも使用しておりますが、一部のPARTSは加工及びワンオフパーツとの組み合わせになっております。
ZARD & ドライクラッチのサウンドはこちら ↓↓↓
[youtube]http://youtu.be/woh1F9pOufo[/youtube]
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